明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。

大変ご挨拶が遅れまして申し訳ございません・・・年始はちょっとバタバタしておりました。

 

しかし、今年の箱根駅伝も面白かったですね~とにかく速い!!区間新が出まくった大会でした。

多くの選手がナイキの「ヴェイパーフライ」というランニングシューズを履いて記録更新したとのこと。

アディダスと契約している優勝校の青山学院大学でさえ、出場選手全員がヴェイパーフライを履いていたというのも異例でした。

ただ、記者会見の時はアディダスを履いていたそうです(笑)

 

あまりに他のシューズと差が出てしまうので、昔水泳で一世を風靡したレーザー・レーサーという水着のように禁止されるのではないか、という懸念も出ているらしいですが、さてどうなるやら。

 

ちょっと前までは、陸上選手が履くシューズの多くは薄底だったような気が・・・。厚底のシューズ(ヴェイパーフライ)を履くなんて考えられなかったと思います。しかし、時代は刻々と変化しています。現在では、他社もヴェイパーフライに対抗すべく、類似の商品開発にしのぎを削っているようです。

 

以前の常識が、常識ではない。常識だと思っていたことが、実はそうではなかった、ということですね。

 

労働法制も、「働き方改革」が昨年から本格的に始動し、今までの「常識」を見直さなければ今後の経営が厳しくなる、そんな時代に入っております。

有給休暇の5日取得義務化(2019年4月~)、時間外労働の上限規制(中小企業は2020年4月~)、同一労働同一賃金(中小企業は2021年4月~(派遣労働者は2020年4月~))。いずれも小規模企業には大変厳しいものです。

そして、つまるところ、全ては「生産性を向上させる」この一点に集約されています。

 

生産性の向上と言葉で言うのは簡単ですが、なかなか思うようにはいかないと思います。

しかし、5SやECRSなど、お金をかけずにできるムダな時間の削減方法は昔から存在し、また現在でも有用です。

「出来るわけがない」と思う前に、今一度、社内の「常識」を疑ってみることも必要かもしれません。

 

箱根駅伝では、シューズという「モノ」を変え、それにコツコツ走り込んだ選手の頑張りが加わって、劇的にタイムが縮まりました。

決してシューズ頼みではなく、当然のことながら以前からコツコツ練習し、その上でヴェイパーフライを履いたら凄かった、というわけです。もちろんヴェイパーフライに合わせた走りを習得する必要はありますが、それも以前からしっかりと練習していなければ、「猫に小判」となっていたでしょう。

 

経営においても、モノ(=設備等)を入れれば生産性が上がると思いがちですが、どんなモノでも下地があってこそ、最大限にその力を発揮します。

是非、お金をかけずに出来る事から、チャレンジしてみることをお勧めいたします。もし今まで何もしていないなら、それこそ大チャンスです。真剣に5SやECRS等に取り組めば、きっといい結果が見えてきます。

その上で、本当に必要な設備等を入れれば、生産性向上間違いなし!でしょう。

 

当事務所も、常識にとらわれず、常に情報をアップデートし、お客様のご期待に沿えるよう努力する所存です。

今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。